オラウータン 最後の生息地保護(マレーシア ボルネオ島)2020

Seacology Japanの活動

5,548 エーカーの森林を15年間保護するために、小規模エコツーリズムの開発、ハイキングコース、標識の建設、グループ宿泊施設になる小屋やバンガロー建設費用の18,500ドルを提供しました。

ボルネオ島には多種多様な動植物が生息しています。生物学者によって何万種も特定され、常に新しい発見があるとても魅力的な島です。 同時に、開発による環境破壊が深刻な問題となっています。

ティガブンドゥ村(「3つの山」の意味)は、島の北東部にある珍しい熱帯雨林地域にあり、人々は、先住民のドゥスン族の出身です。 村人の収入のほとんどは、米と生姜の栽培で得ています。

また、彼らは森から採集できる伝統的な薬の知識も持っています。

自然豊かな熱帯雨林

この地域には手つかずの滝、数ヶ所に点在するオランウータンの最後の生息地、世界最大の花ラフレシアがあります。

伐採業者が森の伐採を提案してきた時も、彼らは裁判で5年間戦い、島の北東部にある珍しい熱帯雨林を守りました。

その後、さらに1,000エーカー以上の原生林を伐採したいと考えていた西マレーシアの木材会社を含む他の脅威とも戦ってきました。

彼らは森林を保護する最善の方法はエコツーリズムを促進することであると結論付け、今回シーコロジージャパンでその支援をさせて頂きました。

オープニングセレモニーの様子

村人たちは、籐の収穫の時に使っていた伝統的な道をハイキングコースにし、宿泊施設や標識なども設置しました。

エコツアーなどで訪れる人達を迎え入れることにより村の収益になり、島の北東部にある貴重な熱帯雨林地域5000エーカー(2,023 ha)以上の森林を保護します。

支援金 $18,500

下記はシーコロジー創設者ポール アラン コックス博士からのメッセージです。

Dear Seacology Japan:

I write to update you on the project in Borneo that you funded.

At Tiga Bundu (Three Mountains), the village has protected more than five thousand acres of forest–a rare patch of virgin tropical rainforest in the northeast part of the island. The area includes waterfalls, some of the last remaining orangutan habitat, and the world’s largest flower, Rafflesia.

Seacology Japan provided $18,5000 to develop small-scale ecotourism, building hiking trails, signs, and a series of huts and a small chalet as a group accommodations.

The illustrated report appears below.

Please know how grateful all of us are for your generous support of this important project.

With deepest respect,

Paul Alan Cox, Ph. D.

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