ガナ村に重力式給水システムとキノコ栽培事業(マレーシア)2023

岸本正之氏記念企画

ボルネオ島の北端にあるリンカバウ森林保護区には、森林の生物多様性に富んだ熱帯雨林であり、動植物の種類は驚くべきものです。

2023年の研究では、23種の新種の哺乳類が発見され、その多くは絶滅の危機に瀕しているか、絶滅の危機に瀕しています。

たとえば、ヒマラヤツキノワグマ、スンダクラウデッドレパード、パンゴリン、ウェスタンターシャー、シカ（マントジャック）、ヤマアラシ、シベットキャットなどがいます。

この保護区には、ガナ村があります。

その住民はかつて熱帯雨林のジャングル地帯に点在した10 個の村に住んでいました。

1990年代後半から2000年代前半にかけて、サバ州政府はコミュニティの土地を接収し、村々の村人を現在のガナ村に強制的に移住させています。

森林の一部は保護されましたが、一部は伐採され商業利用されています。

予想通り、人々は強制的に移住させられて以来、苦しんでいます。彼らは伝統的な農地から遠く離れているか、それを失ってしまいました。

わずかな丘の上の土地で米、パイナップル、ヤムイモを栽培し、ゴムを採取することに依る彼らの収入は月に2~3万円ほどです。電気は不安定で、村の外の丘の上以外には電話も通じません。若者は多いですが高校はありません。

ガナ村のコミュニティは森林の保護に取り組んでいます。もしサバ州森林局が伐採を許可した場合、深刻な洪水のリスクがあり、長い乾季に不可欠な村の水供給を危険にさらす可能性があります。また、この森林は州の森林保護区を結ぶ野生動物の回廊としても機能しています。

ガナ村の15年間の124エーカーの森林の保護を約束し

Seacology Japanから補助金を得ました、補助金で開始したばかりの有機キノコ栽培事業を拡大し、重力給水システムを設置する予定です。
私たちのプロジェクトパートナーは、文化と環境研究所で、

その創設者はガナの森林の保護のためのコミュニティ管理を設立しました。

私たちは以前、近隣のルングス・ナハバでエコツーリズムプロジェクトをRICE、現地のコミュニティと成功させています。