福島県ブナの森、保護  2008年

Seacology Japanの活動

2007年に刈屋晃吉さん(森林の里応援団)が、アメリカ本部のSeacology賞を受賞しました。

福島県の西南に位置する緑豊かな只見町地区は戦後の伐採により、広大なブナ林が姿を消しました。
「このままだと間違いなく地滑りなど災害が起きる」と当時、町職員だった刈屋さんが危機感を募らせ、1965年にたった一人で伐採阻止運動を開始。

69年に大洪水で9人が犠牲となり、ブナ林の治水機能が見直され住民一体の署名活動に発展しました。40年にわたる地道な活動により、
03年林野庁が940haの国有林の伐採禁止とし「郷土の森」に指定。
06年には奥会津の約8万3600haを「森林生態系保護地域」に指定。
Seacologyは、この活動を讃え世界数十か国の団体の中から受賞が決まりました。

シーコロジージャパンでは皆様の寄付金より120万円を、
この活動の支援に充てさせていただきました。
只見町の皆様のご厚意により、ブナの森の遊歩道に記念碑が建てって頂きました。

2008.6.2-3 ポール博士と、このブナの森訪問の旅を行いました。

授与式
記念碑


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